文章力ってなんだ?

近藤洋菓子店営業中、何度かスタッフにブログを書いてもらおうとした事がありました。
店のブログで、色んなスタッフが書いてるの、ありますよね、面白いかなと思ったんです。
でも、話を持ちかけると、ことごとく拒否られました(笑)。
たった一度だけ、強制的に書かせたことがありましたが、それきりでした。

一様に、文章力ないからと言われました。

文章力って、なんだろう?

以前、あるスタッフに、日頃から、この子は成績良かっただろうなと感じていたのでどうだったかと聞くと、謙虚な返事でしたがやはりそうだったようでした。
「何が得意だったの?」
「数学ですかね」
「わー、いいなぁ、私、数学がガンだったからなあ〜 国語は?」
「苦手でしたね。作文が、特に。」
「えー、そうなの?意外。得意そうなのに」
「私、自分の心の中とか思ってる事を他人に伝えるのが得意でなくて、というか、好きじゃなくて」
「…ん?…作文って、あなたにとって、自分の思いを他人に対して伝えるツールなの?」
「違うんですか?」
「いや…多分私、そう思って書いたことって、無いわ。」
「じゃあ、何なのですか?」
「そうだな… 自分が今感じてる事に的確にピッタリと当てはまる言葉や表現を探し当てて繋げる、言葉遊びみたいな感じかな。パズルに似てる。」
「そうなんですか?なんか新鮮です」
「いや、私も新鮮。多分私、他人との関わりを気に掛けて書いたことってなかったから。」
(それアカンやろ…って、自分で言って初めて気付きました。)

ブログ的表現って、ありますよね。携帯メールやLINEなどのカジュアルなメール、チャットの文化から生まれた独特のものだと思います。
顔文字、絵文字。文章の合間の画像。
あと、「えーーーー‼️‼️‼️」とか「きゃ〜❤️」とか、本来は会話中の感情擬態語、のような言葉。

真面目な意味での文章力とはおそらく、このような顔文字や擬態語や視覚的なものを使わず、同じ感情や状態を言葉のみで的確に表現出来ることだと思います。

でも、自己表現でなくて他人に対し「伝える」ことが最大の目的で書くのなら、「伝わる」ことが何より重要。
そこに上記のような文章力ある文章でなきゃいけないと言う制約は不要なのでは?
特に仕事につながっている書き手にとっては誤解を生まない伝わりやすさも大事になってくるはず。

文章とは、誰か一人にでも読まれたからには、何かが伝わってしまいます。
強い力を持っています。しかも一人歩きをはじめちゃったりします。
それが更にネット社会に於いては、不特定多数に完全な抑止は困難な状態であっという間に拡散する。
プロの物書きならまだ、校正、校閲ってのが入ってくれる安心もあるけれど。

そう思うと、スピード感と分かりやすさが何より大事なケースでは、
やはり「文章力」以上に「表現力」が大事なわけで、
そして、「表現 」とは、自由でなければ面白くないわけで、
面白くなければ読んでもらえないわけで。。。

文章って、本当に多種多様になってきましたね。同じ意味の言葉でも、違う言語を使うとニュアンスが変わったり。まるで歌のよう。

歌ならば、好きなジャンルがある。好きなジャンルを聴けばいい。
でも、好きなジャンルが一つでなく色々あれば、もっともっと楽しい。

そう、思います。

私の言いたい事、伝わったでしょうか…?
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by kondouyoogashi | 2017-01-11 15:41 | 日々雑記 | Comments(0)
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この店は、閉店致しました。が、blogは続く…


by kondouyoogashi
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