-spiceとショコラ

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仕上がりがいまいちで販売出来ないショコラ達を、
我が娘は学校から帰って来るとすぐにおねだり。
「これ何味?おいしい!」
「八角だよ、スターアニスのことだよ」
「スターアニス?!どんなの、見せて見せて!」
娘が食らいついた理由は、大好きなアニメでスターアニスと言う八人組のアイドルグループが結成される、という話があったから(笑)。
実物を見せると想像以上に地味な物体だったのか、眉間にシワ。匂いを嗅ぐと「うわっ、きつっ!」
「でも、チョコにすると美味しいでしょ」
「うん、不思議~。」

八角とミルクチョコレートの組み合わせは、ヴァローナの監修も務める世界的ショコラティエ、
フレデリック・ボウ氏のレシピで知り、感動した味です。
アニス系の香りはフランス人好みなのでしょう、リカールやペルノーなどのリキュールのソーダ割りなんかはあちらではポピュラーみたいですが、日本人には苦手な人が多いよう。私もリキュールは苦手でした。
でも、私の最も尊敬するシェフが、フルーツケーキにアニスシードを入れていて、それが他の沢山の材料と合わさったなかでも絶妙な役割を果たしていることを知り、苦手意識は払拭されました。

ジャン・ポール・エヴァンでは、マンディヤン(溶かしたチョコレートにドライフルーツやナッツを乗せて固めたもの)に、生姜の砂糖漬けとグレープフルーツの砂糖漬けとヘーゼルナッツが乗っていて、
その個性的な素材同士の素晴らしいハーモニーがとても印象的でした。

ジョエル・ロブション氏のデザートの著書では、洋梨とバニラと八角の組み合わせを教わりました。

フランス人の香りのセンスって凄いな~と思います。
(日本料理が香りが乏しいと言われることは納得行きませんが)

ちゃんと調和していれば、意外に思えたり個性が強そうだったりしても、子供だろうと大人だろうと、美味しものは美味しいと、単純に感じるものだと思っています。
娘はどうやらそれを分かってくれているようで、嬉しいです。


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by kondouyoogashi | 2014-02-09 18:49 | ケーキ
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この店は、閉店致しました。が、blogは続く…


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